片耳のオルゴールアーティスト日記

オルゴール作品の紹介や制作ウラ話などなど

「なごり雪」完成-日々研究あるのみ

こんばんは。ゴリィです。もう一昨日に公開してあったんですがこっちで紹介するのを完全に忘れてました。こういうところが抜けているところなんですよね。

 

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イルカさんの名曲、「なごり雪」です。

今回はフルコーラス入れても(イントロ・間奏・アウトロは一部カットしてます)3分ちょっとだったので僕の制作としては珍しくフルコーラスです。

 

ちなみに、以前は曲を何度も聴いてどの部分をメロディーとして採用するか決めてから作ることがほとんどでした。

最近は2番のAメロとBメロ(カットされることが多い部分)をとりあえず1番のコピーで置き、サビとCメロ(ほぼ採用)で原曲通りの曲構成を作ります。その上で良きテンポを見つけ、その時間の長さを見てどの部分を省略するか決めて全体の曲の長さが4分を超えないように調整しています。

4分を超えると流石に僕でも飽きます(笑)。

 

メロディーは1番はA・B・サビを1音1音聴いて作っています。Cメロ(Dメロ)もですね。

2番以降はコピーした1番のデータと違うところだけ打ち変えます。以前は全部打っていたのでだいぶ簡略化しました。

 

最近、研究しているのが伴奏(アレンジ)の部分。

僕の昔(20年くらい前)に作ったものは、ホントに単調です。

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この手の曲は実はストックが140曲くらいあります(曲名すら覚えていないものもあります)。それはおいおい小出しにしていくとして。

最近、他の方のオルゴールに関して学習したことがいくつかあります。

・アレンジにメリハリがある

・音の出だしが不揃い

これに加え、僕のオルゴールアレンジは「手元で鳴らしている感じ」がコンセプトなので、

・テンポが一定でない

が加わります。

今回の「なごり雪」もテンポが微妙に変わっている箇所が随所にみられます。一般論として、音数が多いと手で回す際に「重くなる」のでそういったところを遅くしています。

こうやって技術はつけて行きますが、往々にして技術を覚えると「盛り込みすぎる」ということがあるので、「引き算」もしながらより素敵な作品をお届(トド)けできるようにこれからもがんばっていきます。

 

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